ティーカッププードルのしつけについて

ティーカッププードルのしつけについて

1.大きな子とティーカップとの違い

ティーカッププードルとトイプードルなどの大きな子との違いは、

●トイプードル
トイプードルなどの大きな子は、食欲がしっかりあるため食事に関する心配はありませんが、大きくなればなるほど独立心が強くなり、わがままなどの自我を強く出す傾向にあるため、「しつけ」は必須となります。

●ティーカッププードル
それに対してティーカッププードルなどの小型な子は、食欲が細いため食事に頭をなやます場合がありますが、性格的には小さい体により「人間に対する依存心」が強く、人間に対して「やな事」をしない子が大変多く、俗に「しつけいらず」と言われます。ただ、後述するしつけは最低限度として理解していただき「おバカな子」にしないようにしてください。

2.しつけの基本的事項

プードルについては、記憶能力に優れ知的レベルでも犬の総合ランキングで上位三位以内に入っているため、他の犬種と少々違う「しつけ」方法が必要となります。
かつ、プードルの中でもティーカッププードルは特異な子であるため、多少しつけ方法が変わってきます。ワンちゃんのサイズに沿った形でのしつけを行ってください。
しつけの内容については、次の「生活しつけ」をお家に迎えたらずぐに開始してください。

(生活しつけ)
● 「あきらめ」を教える
● トイレしつけを教える
● 噛み癖をとる
● ほてい
以上の四つを教えれば、誰から見ても「大変いい子」になります。

(芸のしつけ)
お手、お替り、などの芸のしつけは、①家庭環境に馴れ、②家庭内の上下関係を理解し、③名前を覚える、以上の内容がクリアーしてから開始してください。 

3.「あきらめ」させる

プードルをしつけする場合のポイントは、生後2~4ヶ月の間は子犬の要求に対して完全に無視をすることが必要です。

●一般的なプードルの場合
子犬は要求のため「わんわん」と吠えます。多くの飼い主は「かわいそう」といった人間側の解釈で抱っこしたりケージから出してしまいます。それは大変な誤り行動です。子犬にとっては「鳴く=要求が通る」といった成功事例が脳に刷り込まれ、それからは要求が続きます。
この場合は、子犬からの要求は無視し、静かになってから人間の勝手で遊んでやればよいのです。人間側の解釈で子犬の要求に対応することは、けっして「よい子」になりません。不幸な結果になるだけです。

●ティーカッププードルの場合
ティーカップ゜プードルの場合は少々違います。
小型な子の場合は、前述の通り①人間に対してやな事をしない傾向が強い、②寂しがり屋、③食欲が細い、などから、食欲の強い子はトイプードルと同様のしつけで結構ですが、食欲が細い子に対しては「食事を優先」して、少々甘やかしても結構です。
決して「しつけなしの大きなトイプードル」ほどのわがままにはなりません。

●鳴き癖
鳴き癖は、「あきらめ」が理解できれば治ります。「あきらめ」させることがしつけの最大 ポイントです。 

4.トイレしつけ

プードルにとってトイレつけは、他の犬種と比較して難しくありません。大変かしこくきれい好きな子が多いためです。トイレしつけについては、次のことを守ってください。

● トレイしつけは褒めること
トイレを失敗して怒りますと、それ以後は隠れてするようになり、トイレしつけができなくなります。失敗しても淡々と処理をして、トイレの場所でしたら「いっぱい褒めてやる」ことがコツです。特にプードルはナイーブの子が多いですので、十分注意して下さい。

● 最初の10分
プードルは自分のケージの中でトイレをすることを嫌う子が多々います。この様な子は、ケージから出て10分以内にトイレを行います。
トイレしつけのできない家庭は、その最初の10分間にワンちゃんの行動を見落とし、トイレの信号を出しているのにテレビなどに夢中になっているケースです。
最初の10分はワンちゃんの行動観察の時間です。

● トイレ信号
においを嗅ぎだし、うろうろし始めます。これがトイレのサインです。サインを見落とさず、嗅ぎだしたらケージに戻すか指定のトイレ場所に連れて行ってください。

●トイレシート
トイレシートには、前にやった尿などの臭いを少々つけて替えてください。犬はトイレ場所を特定して前回と同じ場所で行います。そのため、においは重要です。

5.噛み癖

プードルは基本的には猟犬ではなく獲物の回収犬です。そのため攻撃性は猟犬と比較して大変少ないです。
しかし、子犬時代に噛み癖を取らないと「兇暴」で「わがまま」の「落ち着きのない」犬になってしまいます。
歯が人間の皮膚に当たったら、瞬時にマズルをつかみ、マズルコントロールを行ってください。ティーカッププードルの場合も同様です。わがままの元凶が噛み癖です。
 

6.ほてい

耳掃除、爪切り、ブラッシングなどを行う場合、犬の体を脇などでしっかり固定(ほてい)してから作業を行ってください。ぐっと力強く犬の体を固定しますと、犬は人間の強さを理解して、家庭内の序列を理解します。
しかし、人間の怖さや力強さを理解していないワンちゃんの場合は、わがままで人間を自分より下に見る傾向があります。大体わがままな犬の家庭は、ほていができていません。
トリミングも一つのしつけ行動です。脇なでワンちゃんの体の自由を奪い、動けないにして作業をするように心がけてください。

 

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